劇場版第23作。
「から紅の恋歌」に続く大倉崇裕脚本による怪盗キッドもの。キッドの天敵で鈴木園子の彼氏である空手チャンプ、京極真は映画初登場かな?
このへん観てなくてもなんとなく情報は入ってきてて「なんかシンガポールが舞台とか言ってるけど、パスポートはさすがに取れっこないしコナンくん、どうやって海外行くの?」と思ってたら、若干力技ながら一応ロジックつけてはいます。
そこも含め全体的に辻褄合わせには苦心してる感じで、事件関連についてはそれなりの整合性をアピール。まあそこ気にした結果、説明台詞多めな印象ではありますが。
たださすがにネタバレとかいいと思うんで触れると、コナンくんとキッドのWなりすましがなんぼなんでも気付かれないのは不自然な「おいおい」っぷりなので、トータルのご都合主義感は否めないのであった。