おえん

新聞記者のおえんのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.1
「組織」「国」というのは何なのだろう?何のためにあるのだろう?

人がいて、家族が出来て、家族が集まって集団が出来る。その集団が組織となり、規模が大きく広がると国となる。そういうことではないだろうか?

そうして出来た「国」「組織」が一番の源である「人」を呑み込んでいく。「国」「組織」を維持していく、守るために、「人」は従い、踏まれる存在となる。

と、書きながら、私は会社員であり、「組織」の下で生きている。

本当に不思議だ。人間は集団の生き物であり、一人で生きていくことは出来ないだろう。それなのに、集団が組織となると構成している人に対して攻撃してくるのだろうか?

「組織の理屈」「組織の常識」というのはおかしなものがある。本末転倒なのだろう。

デンマークはどんな国なのだろう。日本にいると「空気を読む」ことが求められる?どうなんだろう。

この地に生を受けて生かされる人生。「組織」「国」の為には生きたくないと思う。そんな「国」ばかりなのだろうか?

家族や自分の時間を大切に、そして、社会生活も大切に生きることは実現可能なのではないだろうか。過度な資本主義、自由主義経済が目の前の物質的な豊かさの実を追い求めさせる「国」「組織」を作っているのでは?

ちょっと、この映画から離れすぎたかな・・・。

いずれにせよ、与えられこの人生をしっかりと生きることは、人生の大きなテーマだと思う。目の前の「組織」には負けたくない。そう強く思う。

人生をしっかりと生きよう!! そう誓って、本日はおやすみなさい。
今日も良い一日でありました。ありがとうございました<(_ _)>