真実は知らない。
真実は知らないけど、もしかしたらそうなのかも知れない。
と、観客は錯覚する。
映画の最後、真実はなんだったのか、頭の中で思考が駆けめぐる。
もしかして、これは、え、どういうこと、まさか、そんなこと…
今までこうだろうと思っていた結末が、まさか、そんな、になる。
モリカケとかセクハラとか〇〇ファイルとか、テレビで見聞きしたブラックボックスを思わせるコンテンツが描かれる。
真実とは、なんなのか。
主人公の新聞記者が追い求めてるようで、観客に問われている気がする。
私たちが、真実と思い込んでいるものは、事実ではないかもしれない怖さを感じた。
シム・ウンギョンさん、いい役者だな。良い意味で派手さがなく、彼女の綺麗な肌と目が美しいなと思った。
