このレビューはネタバレを含みます
政府の闇にここまで突っ込んでいったのはまぁ褒めてもいいかな。邦画としては好感触。
ラストシーンも良し。
やはり殆どの人間は自己保身に走るし、
家族がいる人間は守る対象が居るからそれが弱味になる。
ダメだったところ
・松坂の家庭パート要らない。家庭があるという設定だけで良かったと思う。
何より本田翼の演技が酷くてここだけ学芸会かと。
・高層ビルの屋上フェンス、ガバ開き(安定)
・ダメというか、松坂役の弱さw
上司に「もうすぐ産まれるんだろ」→あっさり退場
誕生祝いという賄賂→あっさり退場
※一番ダメなのは、親しい元上司神崎が、
久方ぶりに連絡してくる&会食で昔の話暴露&ベロベロに呑むという分かりやすい自殺のヘルプサインを見逃すところ。共感性の高い人ならすぐ分かる。のに、どうかしましたか、とか、何かあったんですか、とか聞きもしない無能。
・そして、ラストシーンの同じ轍を踏むダメっぷり。元上司、同じパターンでいって自殺してるだろ！！学習しないのか！
松坂役に本当に腹が立ちました。正義感なんて全くないやん。初めから立ち位置フラフラしてます。
まぁ、人間てこんなものですね。
胸糞ラストですが、現実その通りなのでこれでOKだと思います。
良かったのは、シム・ウンギョンという役者を知らなかったのだが、バリバリ整形韓国人っぽくなく、演技もまあまあかなぁ。
