新聞記者のへのじのネタバレレビュー・内容・結末

映画としては面白かった。
現在進行形の出来事を扱い、これが現実だと錯誤させるようなモチーフの挿入も嫌らしくも巧み。
それだけに今のところ視聴者には真偽を判断し得ないような『事実』を大オチとして使われると、それ以外の真実まで裏返ってしまうのではないかという危険性を感じた。
それを百も承知でフェアさやバランスを捨てて「フェイクにはフェイク」と繰り出されたパンチは今の時勢を見るにどうやら少しは効いたらしい。