やっぱり、おっさんずラブだった。
劇場出るとき、若い女の子のグループが『(私は)腐女子じゃないけど、この映画のよさをみんな見て確かめるべき!』と熱く語っているのをきいて、この映画愛されてるなあと。
テレビ版は完璧でした。春田と牧が中心ではありながら、まわりのキャラがみんなキャラだちしてるし、誰の話にも台詞にも無駄がない。笑いも涙も頷きも全て揃ってた。それにテーマは一途な愛なんだし。みんな、おっさんずラブの一つ一つ全てが好きだったんだよ。
映画版は確かにテレビドラマを映画化した際によくある無駄な部分はある。でも、キャラも台詞も全て、みんなが大好きなテレビのまんまのおっさんずラブ。テレビでみんなが好きだった台詞やシーンが随所に散りばめられてる。
この映画はこれでいいんだよ。だから、高評価なんだよ。みんながみたいものを見せてくれてるんだから。テレビの際はツイッターで盛り上がっていたけど、今度は映画館でリアルにおっさんずラブが好きな人といっしに時間を共有できて、一緒に笑って泣けて、よかったねえて話もできるんだよ。
笑いのシーンには必ず部長がいて、泣けるシーンには必ず牧がいる。サウナシーンやうどん屋シーンの部長はまじで笑える。
最後のシーンはほんとうまい。
あんな自然にできるんだ。
なんてこったーーい!