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墓地
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TSUTAYA DISCAS

墓地

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『墓地』に投稿された感想・評価

幼少の頃、墓地で遊んで母ちゃんにシコタマ怒られた経験者からすれば、ホレ!見たことか!な映画"ฅ・ิω・ิ

爆弾級の王道、そして定番。
ストーリーや構成になんのヒネリもない、既視感しかない内容と映像。
1980年代の作品かと思ったら、なんとこれが2006年の作品だとは‼️
マジか(°▽°)⁉️

そしてそして……
ヒジョーに残念なことに、かなり前半で既に犯人がわかってしまいました(。´Д⊂)
しかも、その犯人が何者なのかも。
更には目的までも全部わかってしまいました。
要するに『土曜ワイド劇場』よりも簡単に推理できる映画だった、ということです(๑•ั็ω•็ั๑)

これといったゴア描写もありません。
全体的にヌルいです。

やっぱね、墓地で遊んじゃダメですよ(*ºัỏºั)ฅ
いいことなんかありません٩(๑•̀ ₃ •́ )۶
キャンプに訪れた若者達。暇なので近くの墓地で肝試し。そこに仮面をつけた殺人鬼が…

スラッシャー映画です。

要所要所では面白い。
殺人鬼に追いかけれられるシーンはドキドキするし、若者達の中に犯人がいるので「スクリーム」的な面白さがある。
これから見る人は是非犯人を予想してみよう!

ただ話に中身は無いです。
本当に殺人鬼が出てくること以外、大したストーリーは無いですし、そもそも若者達が殺人鬼の存在に気付くのが結構後なので前半はつまんなかったかな…。

それとラストがあっけない!
映画の締め方も雑です!!

まぁスラッシャー映画好きは見る価値ありますよ。
3.0
深夜の墓地で、若者たちは悪ふざけ半分の肝試しを始める。

ただの遊びのはずだった。

仲間内で怖がらせて、笑って、少し羽目を外して、それで終わるはずだった。

しかし、その悪ふざけはひとりの死を招いてしまう。

それから5年後。

あの夜の記憶を抱えた仲間たちは、再びキャンプ・プラシッド・パインズ周辺に集まる。

過去に向き合うためなのか、気まずさをごまかすためなのか、それとも本当はまだ何も終わっていないのか。

やがて、彼らの前に仮面の殺人鬼の影が現れ、埋めたはずの罪が血まみれになって掘り返されていく。


『ジェイソン』、『ザ・ブギーマン Resurrection』に続く『Bloody Murder』系列のスピンオフとして、キャンプ場スラッシャーの血筋を墓地ホラーへ横展開した、かなり地味で、かなりB級で、でもシリーズを追っていると妙に気になる一本。


これは、単独作として見るよりも、『Bloody Murder』の流れで見る方が断然しっくりきます。

前作までを整理すると、まず『ジェイソン』こと『Bloody Murder』がありました。

あれはもう、かなり露骨に『13日の金曜日』と『悪魔のいけにえ』の匂いを借りたキャンプ場スラッシャーでした。

湖畔のキャンプ場。
若者たち。
ホッケーマスク風の殺人鬼。
チェーンソー。
伝説の殺人鬼トレバー・ムーアハウス。

本家ジェイソンではないのに、邦題は『ジェイソン』。
この時点でかなり胡散臭いです。

続く『ザ・ブギーマン Resurrection』こと『Bloody Murder 2: Closing Camp』では、そのキャンプ・プラシッド・パインズに残るトレバー・ムーアハウスの伝説をもう一度使い、キャンプ閉鎖準備中の若者たちが襲われる話になっていました。

そして、この『墓地』。

ここで面白いのは、舞台の血筋は残っているのに、中心にいる恐怖が少しズレているところです。

キャンプ・プラシッド・パインズという場所は引き続き関係している。
でも、トレバー・ムーアハウスの物語を真正面から続けるというより、墓地で起きた過去の事故と、その後に起こる殺人事件へ焦点を移している。

つまりこれは、『Bloody Murder 3』になりきれなかった、でも完全には離れきっていない作品なんです。

そこが一番面白いところです。

単なる別のB級スラッシャーではなく、シリーズの横道。
本筋のようで本筋ではない。
続編のようでスピンオフ。
でも同じ土地の匂いだけは残っている。

この中途半端さが、逆に『墓地』の個性になっています。

正直に言うと、映画としての完成度は高くありません。

怖さは弱めです。
殺人鬼の存在感も本家ジェイソンやマイケル・マイヤーズのような強烈さはありません。
登場人物も、スラッシャー映画でよく見るタイプが多いです。
演出も低予算感があります。

ただ、『Bloody Murder』系列として見ると、この安さが妙に馴染みます。

そもそもこのシリーズ自体が、有名ホラーの影をまとったビデオ向けスラッシャーのような存在でした。

本家ではない。
でも、あえて本家っぽいことをやる。
キャンプ場に若者を集める。
怪しい伝説を語る。
仮面の殺人鬼を出す。
そして、スラッシャーのお約束をなぞる。

その意味では、『墓地』もちゃんと同じ血が流れています。

ただ、今回は“キャンプ場”よりも“墓地”が前に出ます。

ここはけっこう良いです。

墓地という場所は、ホラー映画としてかなり強い素材です。

死者が眠る場所。
夜に行ってはいけない場所。
冗談で踏み込んではいけない場所。
そして、過去の罪を埋めた場所。

この作品では、若者たちの悪ふざけが友人の死につながり、5年後にその記憶が戻ってきます。

これはスラッシャーとして分かりやすいです。

「昔やったことのツケが返ってくる」タイプのホラーです。

『ラストサマー』系の罪悪感ホラーにも近いです。

軽いノリでやったことが、人を死なせる。
その場では逃げられても、時間が経ってから過去が追いかけてくる。
そして仲間同士の間に、疑いと責任の押しつけ合いが生まれる。

この構造は悪くありません。

むしろ、ちゃんと使えばかなり面白くなったはずです。

本作の一番もったいないところは、そこです。

墓地、過去の事故、罪悪感、再会した仲間たち。
材料はかなり良いです。

しかも『Bloody Murder』系列として見れば、キャンプ・プラシッド・パインズ周辺にまた別の惨劇が起きる、という広がりもある。

でも、映画はそこを深く掘るというより、かなり普通のB級スラッシャーとして進んでいきます。

もっと仲間たちの罪悪感を濃くしてもよかった。
もっと「あの事故は本当に事故だったのか」という疑心暗鬼を強くしてもよかった。
もっとキャンプ・プラシッド・パインズという場所全体に呪われた感じを出してもよかった。

そうすれば、『Bloody Murder』シリーズのスピンオフとして、もっと印象に残る作品になったと思います。

ただ、この“惜しさ”も含めて、かなりこの系列らしいです。

『ジェイソン』も、素材は分かりやすかったです。

キャンプ場でホッケーマスク風の殺人鬼。
これだけでホラー好きは引っかかります。

でも観ると、本家には遠く及ばない。
怖さも薄い。
殺人鬼の神話も弱い。
だけど、レンタルビデオ屋のホラー棚に置いてあったら気になってしまう。

『ザ・ブギーマン Resurrection』もそうでした。

タイトルはややこしい。
『ハロウィン』っぽい響きもある。
でも中身は『Bloody Murder 2』。
キャンプ場スラッシャーとしては前作より少し見やすいけれど、やっぱり本家ほどではない。

そして『墓地』。

これもまた、似た立ち位置です。

すごく怖いわけではない。
強烈に上手いわけでもない。
でも、シリーズを追っていると、「あ、この土地まだ使うんだ」と思える。

そこが好きです。

キャンプ・プラシッド・パインズという場所は、本家『13日の金曜日』でいうクリスタル・レイクほどの強烈な神話性はありません。

でも、この3作を通して見ると、少しずつ“安い呪われた土地”みたいに見えてきます。

豪華ではない。
有名でもない。
でも、なぜか毎回ろくなことが起きない場所。

この感じが、B級ホラーとしてはけっこうおいしいです。

本家クリスタル・レイクがホラー史に残る呪われた湖なら、キャンプ・プラシッド・パインズは、レンタルビデオ棚の奥にある安い呪われキャンプ場。

この差がたまらないです。

『墓地』は、その場所の外れにあるスピンオフのように見えます。

中心から少し離れた場所。
でも、同じ土地の嫌な空気は残っている。
そこでまた若者たちが過去の罪に飲まれていく。

この見方をすると、単独で見た時より少し面白くなります。

殺人鬼については、やはり物足りなさがあります。

トレバー・ムーアハウスほど分かりやすいアイコンではなく、ジェイソン・ボーヒーズのような圧倒的な存在感もありません。

仮面の殺人鬼というスラッシャーのお約束はありますが、強く記憶に残る造形かと言われると弱いです。

ここはかなり惜しいです。

『Bloody Murder』系列として続けるなら、もっと殺人鬼側の顔を強めてもよかったと思います。

トレバーの伝説を広げるのか。
新しい殺人鬼を立てるのか。
キャンプ・プラシッド・パインズそのものを呪われた場所として描くのか。

そのどれかに振り切れば、もっと個性が出たはずです。

でも『墓地』は、そこまで強く振り切りません。

あくまで、過去の事故と復讐めいた連続殺人を軸にした普通のスラッシャーです。

だから、シリーズのスピンオフとしては面白いけれど、映画単体としては地味です。

ここが評価の難しいところです。

ただ、個人的には前のレビューより、この位置づけを入れた方がずっと納得できます。

単独の『墓地』として見ると、
「よくあるB級スラッシャーだな」
で終わってしまう。

でも『Bloody Murder』の続編/スピンオフとして見ると、
「このシリーズ、まだキャンプ・プラシッド・パインズにこだわってるんだな」
「ジェイソンもどきから始まって、ブギーマン風タイトルになって、今度は墓地か」
という変な流れが見えてくる。

この流れが面白いです。

有名ホラーの影を借りながら、どんどん少しずつズレていく。
『13日の金曜日』っぽいキャンプ場ホラーだったものが、だんだん自分たちだけの小さなシリーズ宇宙を作ろうとしている。

成功しているかは微妙です。

でも、その努力は見えます。

そして、その努力がチープだからこそ、妙に愛嬌があります。

レンタルビデオ時代のマイナーホラーって、こういうところが良かったんですよね。

大ヒットシリーズではない。
予算もない。
でも、なんとなく続編が出る。
邦題も毎回ちょっと紛らわしい。
パッケージだけ見ると有名作の仲間みたいな顔をしている。
観ると全然違う。
でも、そういうのを含めてホラー棚の楽しみだった。

『墓地』は、まさにその匂いがあります。

怖さで残る映画ではありません。

でも、
『ジェイソン』
『ザ・ブギーマン Resurrection』
『墓地』
と並べると、妙に語りたくなる。

この三本は、本家『13日の金曜日』に比べたらもちろん弱いです。

でも、“本家の影に生まれた小さなB級スラッシャー三部作”として見ると、なかなか味があります。

『ジェイソン』が、露骨な便乗キャンプ場ホラー。
『ザ・ブギーマン Resurrection』が、少し続編らしくなった閉鎖キャンプ場ホラー。
そして『墓地』が、同じ土地の外れで起きる罪悪感スラッシャー。

こう整理すると、かなり見え方が変わります。

総評として、映画『墓地』は、単独の墓地ホラーというより、『Bloody Murder』シリーズのスピンオフ/実質3作目的な作品として見るべき一本です。

過去の悪ふざけが死を招き、5年後、その罪が再び仲間たちに返ってくる。
その構造自体は分かりやすく、墓地という舞台もホラー向きです。

ただ、完成度は高くありません。

怖さは弱め。
演出は地味。
殺人鬼の個性も強くない。
墓地やキャンプ・プラシッド・パインズの因縁も、もっと濃くできたはずです。

でも、『Bloody Murder』の流れで見ると、妙に愛せる部分があります。

本家にはなれない。
でも本家っぽいことを続ける。
ジェイソンもどきのキャンプ場ホラーから始まり、ブギーマン風の続編を経て、墓地スラッシャーへずれていく。

このズレ方が、かなりB級ホラーらしいです。

映画『墓地』は、名作ではありません。
怖さで人に強く勧めるタイプでもありません。

でも、『ジェイソン』『ザ・ブギーマン Resurrection』を観たあとなら、これは観ておきたいです。

キャンプ・プラシッド・パインズという、安っぽくて胡散臭い呪われた土地の外伝。
『Bloody Murder』系列が、本家『13日の金曜日』の影から抜け出せないまま、それでも自分たちの小さなスラッシャー世界を広げようとした、地味だけど妙に気になるスピンオフでした。