パピワン

ギレルモ・デル・トロのピノッキオのパピワンのレビュー・感想・評価

3.9
「取り戻してやるぞ!!カルロを!!もう1度作る!!この呪われた松で!!」
😨ノロワレタマツデ⁇…ツクルノォ…⁇
「愛国心の強い若者のエリート訓練施設」

今年3本目の「ピノキオ」ー!🤥
これストップモーションアニメなのか!?
「ジャンクヘッド」といい、「ピノキオ」といいストップモーションアニメ見る度に思うが製作陣はなかなかに狂気的よなぁ!?

ネトフリオリジナルの当たり映画!
117分のちょいとダーク寄りなピノキオ!
早々とゼペットじいさんが闇落ちして狂気の行動を取るのは、ディズニー版とのギャップがスゲェ…

あらすじ!!
舞台は第一次世界大戦中のイタリア!!
イタリアの模範的市民のゼペットじいさんとその息子カルロは小さな村で穏やかに、小さな幸せを感じながら暮らしていた。
だが、ある日の夜、爆撃機が機体を軽くするために爆弾を雑に投下!!💣
(なんて、はた迷惑な理由…)
運悪く、投下先にはカルロが…

最愛の息子を失い、酒に溺れ、捨て鉢になるゼペットじいさん…
そこに唐突登場、狂言回しのコオロギ、セバスチャンJクリケット🦗!
(今まで見たピノキオの中で最もコオロギしてる)
文学的な彼は新しい住まいとして一本のまつを選ぶ。
が!!唐突にお家こと、まつの木が大揺れ!!
そう!酒に酔い、ハイになり、捨て鉢な、無敵ゼペットじいさんがカルロを作ると木を切り出したのだ!

ゼペットじいさんは家にまつを持ち帰り、木の人形を作成。
人形を作成したあと、ゼペットじいさんは就寝。
すると、フェアリーゴッドマザーが登場!!
ではなく!!自称「世界の守護者」が登場!
ピノキオに命を吹き込み、クリケットをピノキオの保護者に任命する。

翌日、ゼペットが起きるとピノキオが動き、騒ぎ、好き放題に動く!
混乱するゼペット!
ピノキオを大人しくしろと閉じ込め、とりあえず教会に向かうゼペット。
が!ピノキオは言いつけを守らず、教会に行く!
すると、動く人形を不気味がった村民達からピノキオは悪魔だ!不気味だ!!出ていけ!!と追い出されてしまう…

すでにディズニー版のピノキオとはずいぶんと違っている「ギレルモ•デル•トロのピノッキオ」!
はたして、物語はどう進むのか!!?

二重、三重の意味で驚きな作品だった!
1つ!
頭にも書いた通り、ストップモーションアニメなこと!
ネトフリに同時に上がってるピノッキオ作成舞台裏を見るまで、なかなかに信じ難かった!
それくらいヌルヌルと動くし、クオリティがスゲェ!

2つ!
ストーリー!
戦争の真っ只中という時代設定なだけあり、なかなかに人々がやべー!
物語自体も独特の暗さがありーの、不死身を利用され営利目的、戦争のプロパガンダ的に使われるピノキオ…

3つ!
ディズニー版との比較すると面白い!
ディズニー版の悪ガキキッズランドが訓練施設だったり、さまざまな相違が面白い!

年末の繁忙期のせいで、3日に分けて見たが面白かった!!
最後は切なかったが良い作品だった…
キャンドル坊やがどうなったか気になる…

ミュージカル要素はまあ、オマケくらいなもんだったな!
子供向けではないようなピノキオ🤥
楽しめたぜ!
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