takanoひねもすのたり

グッド・ボーイズのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)
3.5
面白かったし、みな幼くアホ可愛かったのはいいんですが、これどの層へ向けた作品だったんだろうとふと疑問に。

小学6年生、思春期の入口に立ち、体の変化はもちろん、女の子への恋慕、性的な知識や実体験への期待がもろもろが湧き上がる年頃。

マックス、ルーカス、ソーはいつでも一緒最強チーム"ビーンバッグ・ボーイズ"
6年生になり、クラスのイケてるチームから『キスゲームをやるパーティーをするぜ』の鶴の一声。
キスをしたことないボーイズの3人。
パーティーへの参加はともかく、キスをしたことがない!やり方がわからない!
それなら実際にやってるところを見てしまおうと画策したが裏目に。

小学6年生でビールを4口呑んだら英雄とか、劇中で行う悪さや同級生へのマウントが他愛ない 笑

それに一番大暴れしたのは結果的にドローンというwwww
それで外出禁止を喰らうマックス。
そしてある一件で、ボーイズ達の絆が切れる。

対象年齢的には『ホーム・アローン』と同じ層向けだと思うんですが、『ソーセージ・パーティー』のロス・セーゲンが関わっているので、下ネタは出る、子供達には未知の玩具→しかしそれは男と女の大人の事情用のグッズなのよ………!!
という物が続々登場。
ローティンは駄目だけどハイティーンはOKなら、逆に登場するボーイズ達が幼くて笑いどころは下ネタしかない気がする。
それでいいのかマーケティング(私は面白かったからいいですがw)

3人とも今どきの聡い子供キャラ。
基本の道徳を純粋に信じて実行している。
そのまま真っ当に育ってくれと思うが、やっぱり今回の冒険を成長に、元気に青春を謳歌していってくれ(いつかハッパも吸うときがくるw)

男性の性慾の発芽はどういう経過で意識的になるのか性別が違うため永遠の謎なのですが、マックスの父ちゃんの「ちん〇〇は楽しいぞ」発言……そのうちオナ〇〇指導まで口をちょい挟みそうなくすぐったさがあり(やめて差し上げろ……)とちょっと思った。