このレビューはネタバレを含みます
スケボーしてる時の解放感や爽快感、スケートビデオと映画の親和性が半端ないと実感。
予告の段階で泣きそうになるくらい期待して観に行ったけど、ホームビデオとして最初は撮っていたって事もあってか、ドラマティックに飛躍し過ぎる訳でもないとても自然体な印象。出演者も編集も。
その分、ある種の普遍的な話が地道に続いて「まぁ、そだよねー」となるしかなく、ドキュメンタリーとしてのクオリティはあるんだろうけど、こじんまりとした着地だなと。
主にザックパートが背負っていた格差によって繰り返される負の連鎖・再生産も、想像の域を超えてくる程ではなく、とことん現実的な問題として捉えられていた。
ただただ、キアー君の笑顔が救いでした。