行き止まりの世界に生まれてのmiuuのネタバレレビュー・内容・結末

リアルはこうだよね。ドキュメンタリーならでは。みんなと同じように、普通に生きるって案外難しい。最初の出だしから違ったら？恵まれてる人には通じない。
彼らにスケボーがあって、その繋がりの仲間がいてよかった。
スケボーをしている時は、辛い現実を見なくていいから、どんどんのめり込む。
大人になり、刹那的に生きるザックが見てて苦しかった。止められないんだね、自分では。ニナも家庭に恵まれなかったのに、精神的に大人だなと思ったけど、ここはたぶん共依存かな。エリオットもニナも幸せになって欲しい。キアーは愛嬌があって、たまに見せる悲しい顔が切なかった。お父さんのお墓を見つけた時のシーンは印象的。ビンは自分の過去に閉じこもらず、向き合いたくてカメラを回し続けたのかな。すごい勇気だと思う。個人的にこの母親は悲劇のヒロインぶってて受けつけない。自分のことばかりで子どもを顧みず…弟のケントとお母さんの結婚式に歩いている2人は、まだ若いはずだけど、落ち着いていて優しい。