行き止まりの世界に生まれての餃ビーのネタバレレビュー・内容・結末

俺たちはなりたくて大人になった訳じゃないし
絶対にしたくないようなことも自分の中にいる衝動に支配されてしてしまうこともあるだろうし、仕事のために、まして毎日溜まる洗濯物を洗うために生きてる訳じゃない。
それでも人生はすごい早さで俺たちを置き去りにして理屈っぽく脳みそをこねくり回して上手く言い訳しないと生きていけないようになってしまう。
人を思いやることも前よりできるようになったし、昔は分からなかったことも楽しめるようになったけど、心の底から笑うことは歳を追うごとに減っていく。
人に直せと言われたことを直していく度に自分が増えていって本当の自分を見失ってしまう。

みんな感じ方は違うんだろうけど、こうやって色んなことを考えてしまうドキュメンタリー映画。
なにを感じて、なにを思いながら自分は歳を重ねているのか。そこに正解はない。