このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写会にて鑑賞しました。
貧困、暴力、そして差別と向き合いながら生きていく彼らの姿が、ドキュメンタリーだからこそよりリアルに感じられました。
軽快な音楽とカメラワークが出演者でもある監督自身が手がけたとは。とても素晴らしかったです。
そしてそんな彼らのそばに必ずあったのがスケートボード。個人的にスケートボードに乗るのはチャラいみたいな印象を持っていたけど、彼らにとってスケートボードは辛い人生の中にある希望と言ってもいいかも知れません。
この負の連鎖に彼らはどう生きていくのか。最後のエンドロールで彼はその答えを完全ではないけれど徐々に見出して行っている姿がとても心に響きました。
ドキュメンタリーという事もあり、これに対して評価をつける事は彼らの人生にも価値をつけるように感じてしまうのであえて評価をつけない形にします。