孤独の映画好き

世にも怪奇な物語の孤独の映画好きのレビュー・感想・評価

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)
3.2
ポーの小説を3話映像化したオムニバス作品!
大学のVHSで鑑賞〜

やっぱり60年代の雰囲気は眠気を誘う……からハマりきれなかった。
けどそれぞれに良い画は多かったし嫌いじゃない!

1話
失恋した放漫女がスキピの領地燃やして……な話。
恋した相手を傷つけるなよ!!
でも悪女感と妖艶な雰囲気な主演女優さん結構好き。
後半の馬を走らせるシーンが綺麗で良かったな〜
オチの画が弱いのが玉に瑕!!

2話
自分と同姓同名の男を殺した男の話。
個人的にこれが一番好きかも。
自分が悪事をしていると突如現れるっていうのが邪悪な主人公の中に残った善の部分なのかな?
最初の主人公が走るシーンと時計台から落ちるシーンが交互に流れるの好き。
話もポーって感じで面白かった。

3話
飲んだくれ俳優と悪魔のお話。
心が弱っちゃって若干自暴自棄な主人公が哀れで仕方ない……。
フェラーリで爆走するシーンは迫力あって好き。
話自体はそこまで乗れなかったけど、少女がかなり怖くて、それだけで満足!!
あれ以上の不気味さと狂気は今後誰にも撮れないんじゃ!?ぐらいの完璧さ!
そしてオチが素晴らしいね!!