Canape

世にも怪奇な物語のCanapeのレビュー・感想・評価

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)
4.0
懐かしくて見てみる。不思議なお話3本仕立て。初見はかなり昔なのに3話とも強烈に覚えている。エキセントリックで不気味なのに美しさと儚さもある。罪と罰、傲慢な姿から抜け殻のようになっていく姿が印象的なジェーン・フォンダとアートブックのような衣装の「黒馬の哭く館」。人間の2面性と非情なもう一人の自分に囚われたアラン・ドロンの「影を殺した男」、美しくもの凄い怖い悪魔の少女によって破滅の道をたどるフェリーニ×テレンス・スタンプの「悪魔の首飾り」。3話目は幻想的なのに恐ろしくて、テレンス・スタンプの表情に見入ってしまう。後に三上博史の憧れの人としてアナザースカイで対談したのを見て素敵な人だなぁと更に好きになりました。
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