わだげんた

リベンジャー 無敵の復讐心のわだげんたのレビュー・感想・評価

2.7
ブルース・カーンって何者なんだろう?

Netflix発の韓国製アクション映画。なんの予備知識もなしに、韓国映画ということさえ知らずに、何となく観始めました。

主演ブルース・カーンはキレッキレのアクションを演じるので何者かと思って軽くネットで検索してみたもののあまり引っかからず。Netflixに登録されているのもこの作品と除くと他に1本だけで、それも主演ではなし。何者なのかした。

というのも、この映画は彼のアクションを魅せるための映画だから。
彼のアクションポテンシャルを知っているスタッフたちがNetflixに企画を上げてそれが通った作品なんですかね…。

メインのストーリーはほぼほぼ一直線で。サブストーリーもあるにはあるんですが、まあ、そんなに重要ではない。

ブルース・カーンが演じるのは妻子を殺された元警察官のキム。キムの妻子を殺したのはギャングのボス、クン。クンは死刑囚としてある島に収容されている。

その島は死刑囚ばかりが集められた島なのだが、逆にいえば死刑囚以外は入ることができない島。妻子の仇をとるため、クンを殺すことを誓ったキムはクンの手下を殺してその死刑囚島にやってくるのだが…。

ってお話。

あらすじだけ書くとなんとなく筋は通っているようなんだけれど、いろいろツッコんでいくとキリがないほどグタグタ(笑)

大きなところでは、なんで死刑囚の島に母娘(娘は小学生ぐらい)がいるのか? コメディパートとしての登場人物たちがある集落に固まっているんだけれども、その人たちがとても死刑囚には見えない(笑)せいぜいコソ泥程度な感じ。
クンはある理由で全身やけど状態なんだけれど、それにもかかわらず島のボスとして君臨し、あまつさえ美女をはべらせたりしてるけど、美女も死刑囚なんだろうか(笑)

そもそも、キムが島に上陸してきたとき、拘束着にレクター博士みたいなマスクみたいなのした状態なんですけど、特に看守みたいな人も見当たらなくて。
お前、どうやって島まで来たんだよ、状態(笑)

ま、でもおそらく製作者側としてはそんなことは枝葉なんですよね。

もう、ブルース・カーンのアクションをかっこよく見せれれればそれでいいって。
そんな気持ちがビシビシ伝わってくる。

実際かっこいいし、格闘シーンのレベルは相当高く、大勢の敵をバッタバッタなぎ倒していく様は、とっても痛快!

ストーリーは二の次、かっこいい格闘シーンが観たい人におすすめです!
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