今作はなんと表現したらいいんでしょう。
内容は、朝鮮戦争中の1951年。巨済島捕虜収容所の新任所長は、収容所のイメージ向上を目指して戦争捕虜によるダンスチーム結成を計画する。朝鮮人民軍の問題児ロ・ギスをはじめ、 ブロードウェイのタップダンサーだった黒人下士官ジャクソン らが集められ、チーム名は“スウィング・キッズ”に決まる......というもの。
黒人の下士官や朝鮮軍の問題児、中国の振付師など、国籍の違うメンバーが収容所でダンスチームを結成するというミュージカルっぽい映画で、タップダンスをしている瞬間は見ていて楽しいですが、戦時中なので悲惨な場面もあります。その落差が見ていて辛かったですね😓
戦争がなければあんな結末にはならなかったとも思いますが、戦争があったからこそ、このメンバーが揃ったというのも悲しいものですね。今作は全体を通して見応えがありますが、やはり、終盤10分くらいが1番盛り上がります。このラストのための2時間のフリといっても過言では無いですね。
まさに、ダンスは国境を越えるもので、言葉が話せなくてもコミュニケーションが取れる素晴らしいものだと思いました。各メンバーそれぞれに抱えるものがあるからこそ、舞台上でのダンスが映えるのだと思います🤔
そして、最後のダンスバトルはダンスの凄さによる面白さや、色々な出来事を知った上での悲しさが込み上げてきて複雑な感情になりました😭
