mari

スウィング・キッズのmariのレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.5
生きろと背中を押す靴底の光。

歴史という無機質な言葉で
片付けてしまいがちな出来事も、
当時生きていた世界は色づいていて
血が通っていたことを心に刻みたい。

きっと誰しもが汗と涙を流しながら
様々な願いを抱えて必死に生きていたのだから。

言語や背景を超越して
無我夢中なダンスで通わせる絆に大泣き。

本来は国なんてものは存在しなくて、
ただそこに生きている人がいるだけ。
特に後半しんどい。
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