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スウィング・キッズのkeiのネタバレレビュー・内容・結末

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

朝鮮戦争下の南朝鮮の捕虜人収容所で、舞踏の才能かある青年がタップダンスに魅せられ夢中になる。だが収容所内のイデオロギー紛争に巻き込まれ、最後はステージ上にて無慈悲で一方的な暴力で死んでしまう話。
作中のセリフ「共産主義 資本主義 それを知らなければ殺し合いもなかったのに」は、本当にその通りだと観ててずっと思っていた。ただ一方で私はイデオロギーを持たない、また、毎日衣食住に困らないほど裕福なのでそう思うのかもしれないなとも思った。
こういう戦争が何もかも壊してしまう話に触れるときは毎回、暴力が好きな人間はほとんどいないだろうに何故それによって解決する方向に話が進むのか、と解せない感情になる。
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