しい茸

スウィング・キッズのしい茸のレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
3.8
2023-09

「フ◯ッキン イデオロギー」

パワー漲るダンスシーンと、戦争の悲痛極まりない現実とが交互にやってきて、
頭がクラクラする…
韓国映画のこのどぎつい感じはやはり少し苦手だ。(なぜ観た)

ヘラヘラしている靴磨きのあのアカ隊長、めちゃ嫌いなんだが…

ギスは収容所内で、自身の信じる共産主義と、アメリカかぶれのタップダンスを踊る反動分子のような自分の姿にジレンマを抱えて苦しむ。
アカ同志仲間にはダンスのことは隠していたがばれ、しまいには大事なダンスシューズを燃やされてしまう。
自分の中で、なにを正義とするのか。




なかなか海外旅行など行けなくて久しいけど、アウシュヴィッツには必ず行かないと、と思っていたので図らずも朝鮮戦争での大型収容所の話が観られて少し勉強になった、かな?
現在なう、国際社会からかなり阻害されてる北と、アメリカとの関係強化で発展してきた南の差。
この現実を、どう見るか?
しい茸

しい茸