magnolia

スウィング・キッズのmagnoliaのレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.7
久々辛くて泣いた
足が奏でるリズムが共通の音楽を脳内に響かせ自然と揃う足音、ダンスは人種や主義を軽々と越え人々を結ぶ、なぜ、すべてがこうでないのか

中盤までは「何もダンスと戦争を紐付けんでも」と思ってた、もっとダンス観たい、音楽聴きたいという気持ちが優先『sing, sing, sing』『Modern Love』のような大定番でもテンションMAXのタップシーン最高

ラストダンスは「fuckin' ideology」そして時を経て床に伸ばす手…、戦争が作る無駄な戦意は、あらゆる人間の希望を打ち砕く、ダンスは戦の対極だった
兄ちゃんの設定がまた一段と切ない、よく考えつくなぁ

複雑な心境の中でダンスに取りつかれていく主人公のヒネた純真が堪らない、『神と共に第3章』も期待してるで

[ やられた分だけやり返すのがギブアンドテイク ]
[ 資本主義も共産主義もアメリカとソ連が作ったもの、そのせいで婆さんを死なせたくない ]
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