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スウィング・キッズのnonのレビュー・感想・評価

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)
4.5
「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチョル監督。1951年朝鮮戦争の捕虜収容所が舞台。北と南、アメリカ軍、人種、差別、自由を奪われた人たち。ダンスを通し心を通わせていく5人の仲間が個性的。シリアスな展開ではあるが、笑う場面も多く、何より音楽とダンスが最高だった!!特に、デヴィッド・ボウイ「Modern Love」のシーンめちゃめちゃ最高過ぎた!!!!!おばあさんに会うためにスパイになったギスの仲間の1人が戦争を批判し「俺は今が1番まともだ。」と言った場面が心に残った。一部の狂った独裁者や戦争で得をする特権階級のために、幸せになれるはずだった人たちが無残に死んでいく。それが戦争だ。社会主義も資本主義もクソくらえ!!ファッキンイデオロギー!!!ただ、ラストがあまりにも衝撃過ぎた。兄いいやつだったし(泣)。でも、これが現実で、歴史の一部なんだと。泣。
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