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マルモイ ことばあつめのもねのレビュー・感想・評価

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)
3.3
朝鮮語学会事件をヒントに制作されたもの。
占領された側の文化弾圧というのはよくある話で抗日ものとしても特に嫌な気分にはならない。
言語弾圧については歴史で習うしね。

悲壮さは少なく、とにかく朝鮮語辞書作りをコミカルに描いてるって感じかな。

子供達が平仮名カタカナを学ぶことに危惧を抱いてるけど、その前に識字率の低さに気づくべきなのでは。
辞書を作っても読めないんじゃ?と。

「看板」はすっかり定着しちゃってるし、芸能界は特に日本語由来の言葉が多いって言うしな。
なんか、皮肉。

日本語のセリフに「きちがい」とかあって驚いたよ。

辞書作り映画といえば「舟を編む」「博士と狂人」があって、広告で呼びかけて手紙で言葉を送ってもらうというアイデアは後者であったな〜。

ユンゲサンの真面目さ、
ユヘジンのコミカルさ、
で観られた感じかな。

めでたく辞書は出来た。
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