このレビューはネタバレを含みます
言葉を守る人ってほんとうにかっこいい。
辞書の編纂を題材にした映画と聞いてから、絶対に見ようと思っていた。
舟を編むとも博士と狂人とも違う。別のテイストだけれど、言葉を守り抜いた人たちの映画でとてもよかったです。
フィクションの部分が多いのだろうけど、そういう時代に思想まで取り上げようとした人たちから言葉を守り抜いた人たちがいたことは事実でそれだけで尊い。
私の知識不足と関心不足でしかないけど、日本人は原爆を落とされたり、ボロボロで敗戦したイメージばかり残っていた。でも奪うことの方が多かったんだなとこの映画を見て身が引き締まった…。
個人的に韓国文化や言語にちょうど興味を持って楽しんでいる時に、歴史で見れば、それらを排斥しようとした過去があることに少なからずショックを受けた。
他国の言葉、文化をあんな風に押し付けられて…そりゃ嫌悪感しかない。日本人から見ても胸糞悪い。
言葉には名前も含まれるんだなと。
約束したら…のわかりやすい伏線をしっかり回収して終わっていきましたね。
大きくなったスンヒがそのままな感じでとても可愛かった。
あと途中から代表がKing Gnuの井口さんにしか見えなくなってしまった笑
なんだか思考を文章にすることがおぼついていない気がする…。