このレビューはネタバレを含みます
たんぽぽ
マルモイ…辞典
朝鮮語大辞典
ユ・ヘジンのパンスが最後に死亡するのが「タクシー運転手 約束は海を越えて」(2017)と同じだなと思ってたら、脚本家オム・ユナが監督と脚本だった
これでも日本軍の非道さは抑えられるんだろう
実際に起きた朝鮮語学会事件を基に
朝鮮語の使用が禁じられた日本統治時代、
調整ンゴ学会は“ウリマル(我らの言葉)”の辞典作りを進めた
1933年 北満州
「三・一独立運動の中持ち出せたのは、これだけだ。君が捜していたチュ先生の原稿だ。連中が国土の次に狙うのは我らの精神だ。じきに朝鮮語の使用を禁じるだろう。監視も目も厳しいぞ」
「誰かがやらなければ」
“キヨクの部 チュ・シギョン編集”
「同志たちとともに必ず“マルモイ(辞典)を完成させます”」
1941年
京城(キョンソン) 朝鮮劇場
“恋にダマサれカネに泣く”
マル…言葉
朝鮮語教師
撃たれたリュ代表が囮になり、パンスが原稿を持って逃げるが見つかり、工場の窓から原稿のバックを投げ入れ、その後包囲され射殺
終戦後釈放されたリュ代表のもとへ原稿発見の知らせ
完成した「韓国語大辞典」を届けにドクジンとスンヒを訪ねる
パンスから子供たちへ当てた手書きの手紙
13年を費やし
マルモイの原稿は完成した
1942年 “朝鮮語学会事件”で2名が拷問死
解放後原稿が発券され「朝鮮語大辞典」が作られた
韓国語は固有の辞典を持つ言語の1つであり
第二次世界大戦後独立した国の中で、自国の言語を回復した唯一の国家である
2018年10月9日 ハングル学会(集合写真)
実際のマルモイ原稿 所蔵:国立ハングル博物館
この物語は史実を基にしたフィクションです
登場人物、団体名などはすべて架空のものです
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