鑑賞する人が子供目線になれるか大人目線になれるかで捉え方が真っ二つに分かれるであろう。
言い方が悪いかもしれないが、
どれほど自分が子供なのか大人なのかを問い掛けられている様にも感じる。
子供の頃は感情的であったり純粋に行動や物事を捉えたりしていたのが、
大人になるにつれて何をきっかけに「常識」や「普通」を意識し始め社会的地位や偏見を定義し始めるのだろうか。
終盤はハッピーエンドだけどある意味ハッピーエンドじゃないみたいな何とももどかしい感じがあるが、結局は自分が何を1番大切にしたいのか問題提起されている感じが個人的にとても好き。