ながさわ

天気の子のながさわのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

入院してるお母さんとまた青空の下で歩きたいと願った女の子(ひな)が、天使の階段に照らされていた、廃ビル屋上の神様にお祈りしたことから空とつながり晴れ女になった。
年齢を2歳偽ってマックのアルバイトをし、そこでホダカに出会ったがその場はそのまま流れる。その後晴れ女としてお金を取って仕事を始めたけど、仕事をするほどその代償として自分の体が透けていく。晴れ女としての仕事を辞めたのに、3人でホテルで寝ていたら姿を消して(空にかえって?)しまう。 物語は彼らが主体的に仕事を探し、どうにか生計を立てて暮らすところがメインな感じ。

主人公のホダカはなぜ家出してきたか、東京で暮らしたいのか等の説明があまりなく、補導されたら家に戻り高卒まで保護観察という展開。だからなぜホダカがゴミ箱で見つけた紙袋を中身もよく確認せず持っていったのか、それがなぜ拳銃でホダカが補導された後どういう結末になったのか、まぁよくわからないままRADWIMPSの音楽が全てを救ってくれる。

ホダカはひながいることを選び、その代償として3年間ずっと東京には雨が降っている。
正直『君の名は。』のほうが、きれいに伏線を回収・説明しているようでスッキリするね。