このレビューはネタバレを含みます
劇場鑑賞作品。
「君の名は。」で、度肝をぬかれたので、本作は観るべくして鑑賞。
「君の名は。」が良過ぎたので、比較するつもりはない。いや、良過ぎたというか、個人的に響いた。なので、「君の名は。」以上の何かを期待して観た訳ではない。
で、だ。
この作品には、この作品の良さがあった。
アニメでしか描けないストーリーに関しては、ファンタジーだと割り切って観れば悪くない。愛に出来ることはあるんだという、純粋な想い。嫌いじゃない。
ある意味で「君の名は。」のストーリーも、愛に出来ること、愛があったからこそ成立するストーリーだった。だから、嫌いじゃない。むしろ、好物だ。
だから、映像、音楽、ストーリー、どれも良かったと言える。
ただ、社会をリアルに描く作中において、16歳の高校生と拳銃という組み合わせにずっと違和感を感じていた。何故、拳銃なのか。違うアイテムはなかったのか。
家出中の高校生が拳銃を御守りとして所持することに危機感を感じない、この一点だけが飲み込めず、最後まで観た。
ラストの展開もあの状況で刑事相手に拳銃向けるとか、そりゃ無いぜ。
それ以外は、特に文句はないし、存分に楽しんだ。ちょっと童貞感と中二感が強めではあったが。
星は4つ。4.2とか。
エンターテイメントととしては、成功していると思う。
あと、どこ見てるのって、胸だよ。
世界なんてさ
どうせもともと狂ってんだから