コブラ

天気の子のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

厨二ポエム的モノローグに低体温症になりかけたり、大人に迷惑掛けんなクソが!と刑事さん達に心底同情したり、思春期と拳銃というナニがアレだったり、、、(マカロフは結構摘発されてるらしいが)。

敗因は自覚してて、セカイ系に対して「お前ら良い気なもんだな!」って身も蓋もないツッコミを入れてしまう自分のオタク的老い。
そりゃそうだ。ボーボーのチン毛にはうっすら白いのが混じってんだもん。

でも、いやだからこそ人前で自信を持って自慰行為にふける監督の胆力に心底感心しました。


新宿の寄る辺なさ描写は素晴らしかったとは思う。マックで途方にくれるとか、マン喫渡り歩くとか、嫌な記憶の蓋開く。
なによりマイメンrollinさんの言う通り、ラブホシークエンスは中々に切ない。あんなに美味そうなジャンク飯ないし、直後のあんな泣けるポロリは神作「七夕の国」以来。



すごい嫌いなとこは、
金がないのにガキがフットサルやってるとこ。
「500日のサマー」のクロエちゃんっぽいのやりたいだけだろこれ。

あとたかだか7、80年しか生きてないのに「観測200年、この絵は800年!!」とか言って気象科学ディスってた「AKIRA」の根津みたいなジジイはホント死んでくれと思いました。


オナ禁して童貞力を高めてから再度トライする。
コブラ

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