いやー…今回の作品、胸くそ悪いんです。
帆高の倫理感だとか体裁だとか、全部ぶっ壊して自分の物語(人生)を進めていくやり方賛同出来なさすぎて。一方で帆高が序盤で出会う「須賀」はごく普通の、世間一般てきな性格で此方には理解が出来るんです。
要は、自分の人生では何かを諦めたり、取捨選択して無難な人生歩んで、でもどこかやりたいこと諦めきれない気持ちも抱えてて、そんなものを考えない(いや、彼なりに考えてるんだろうけど)帆高が羨ましいんですよね。
新海誠監督が何を訴えたかったのか、完璧に理解することは決して出来ないけれど、感情を揺さぶられる思いを終始抱えて観てたので、そういった意味では「胸くそ悪い」も感想としては間違いではないのかな、と。
映画観てすごいなとか綺麗だな、良かったなとかあるなかの１つの表現として言い方悪いかもしれないけれど、観て良かった。
