コキア

天気の子のコキアのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

旅先で出会った人たちとの交流。新しい環境。とてもわくわくする設定で、こんな経験してみたいと思った。

運良く知り合いが通りかかって助けてくれるとか、たまたま知らない人が命を助けてくれて、家出少年に住む場所とお金と仕事をくれるなど都合が良くて突拍子のない展開がけっこう多かったのが少し気になった。リアルな東京を描いているだけあって、非現実的な展開がより際立って気になってしまった。

歌や綺麗な背景、世界観はやはりとても気持ちが良かった。

異常気象やスマホなど、現代らしい描写が多くて、君の名は。に引き続き、この監督ならではだと思った。あらゆる描写がクオリティ高すぎる。

なぜヒロインだけが晴れ女になることができたのか、その背景や特別な理由の描写がもっと欲しかった。たまたま鳥居を見つけて強く願ったらたまたま晴れ女になれました、だと少し都合が良すぎるような、、

線路の上を走ったり、高校生が銃を人に向けたり発砲したりといった非行が、リアルな東京が舞台であることによって、良くないことをしている印象を際立たせているように感じた。舞台がリアルじゃなければ、もっとアクションシーンとして現実と距離を置いて見れると思った。

前作のキャラクターが登場するのは、ゲストっぽくて特別感があって、よかった。
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