このレビューはネタバレを含みます
遅ればせながら拝観。
新海誠監督の創る背景描写はやはり美しい。
アニメーション創画鑑賞として、ただそれだけでも価値があると思う。
ストーリーに関しても、各作品良く惹き込んでくれるものばかり。
ただ(前作と比較する自身の悪い癖だが)「君の名は」と比べてしまうと、設定 ストーリーに浸透出来なかった自分が居た。
現実描写とファンタジーの往来がもう少し欲しかったり、多感な年代の主人公達の背景(主に家族だろうが)がもっと掘り下げられた方がより没入出来たかもしれない。
114分では足りていない描写があったのではないかと思う。
とても綺麗な作品なだけに、勿体ないなぁ、という感想。
繰り返すが描写表現は本当に素晴らしいので、是非必観は変わらず。