これまでで最も素晴らしいアニメ映画だと思いました。
まず映像は細部までこだわるのはもちろん、あえて部分を強調して描くことで実写では難しい見せ方をしていました。
そして音楽はこの物語に彩りをもたらし、物語はこの音楽に大きな意味を与えていました。これほど互いに影響を与えあう作品はあまり無いのでは？と。
話の内容は、とても考えさせられるものでした。少年少女の取る選択が、結果的に大勢の不利益になる場合、彼らは究極なる犠牲を被らなければならないのか。恐らく議論したとき答えはまとまらないでしょう。ですが私はこの作品の主人公がとった行動に間違いは無かったと思います。
