死んだ父親を生き返らせるために行動を起こし家族愛を深めていく。そんな映画だ。
しかし、登場人物全員が特に大きな問題を抱えているわけではなくティーンならではの悩み程度であり、家族仲も元々良好であるため大きな壁を乗り越えた所でエモーショナルな感情を大きく引き出す事は難しい設定なっている。
正直言ってディズニーのよくあるテイストで、何かを求め冒険に行くというプロットの元、話を適当にくっ付けたようにしか思えずに視聴していたし、冒険事態も未開の土地と言いながら車で行ける程度のお気楽なハイキングにしか思えず、ワクワクドキドキする様なことは無かった。
ただ、ラストシーンのアクションと兄との絆が深まるシーンではグッと来るところがあったのは確かだ。
これらのシーンがなければ2点代のスコアも有り得たがラストで盛り返したといえる。
総評としては、ディズニーテイストではあるが少々弱くトゲも無い無難な仕上がりになっている。
