観ていて楽しめたけれど、なんとなくこれまでのマーベルとは質が異なる。そんな気がした。
全体的にダーク。
スカーレットウィッチはアヴェンジャーズ全盛期と比べても、愛を求めるあまり、ストーリーを盛り上げるためにいとも簡単に悪役に立ち回りがされているし、パワーも増長されてる印象。
そしてスパイダーマンで生じたマルチバースも、最初はその斬新さに驚きや面白さを感じる人は多いと思うけど、立て続けにここまであからさまになると興醒め、なんでもありな感じがしてなんだか残念。
なんでもありといえば最後のドクター・ストレンジに起きた変化は何?という感じ。
カメラワークに、時折元祖スパイダーマン時代の名残のようなものも感じた。
懐かしきサム・ライミ監督作品。