ちぃ

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

★3.8 マーベル作品を全てこなしてきた私からするとワンダヴィジョンがここに繋がったかと思うと同時に、はじめはポップで楽しかったワンダヴィジョンが次第にダークで訳のわからないものなっていったのも頷ける。

途中までは正直う~ん普通…といった感じで観進める。マルチバースに取りつかれ、マルチバースを行き来する少女に固執するワンダ。少女を護るためにワンダと戦うドクターストレンジ。でもワンダが戦う理由を知り、彼女の今までを振り返ってみる。兄を失い、愛するヴィジョンを失い、今自分が生きている世界に希望が持てなくなった彼女。しかしそんな彼女も浄化されていく。

そしてやはりマーベルはいつだって愛を語る。
それはドクターストレンジ然り。
「すべての宇宙で君を愛している」
切ない。それは今の自分の世界で結ばれなくとも。

後半の盛り上りがとにかくよくて、シャーリーズ・セロンが出てきた日には、期待しかない。
かっこいい女が似合う彼女、今後が楽しみすぎる。
ちぃ

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