どよう

黒い司法 0%からの奇跡のどようのレビュー・感想・評価

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)
3.8
無実?の罪で死刑囚となったアフリカ系の人をアフリカ系の若手エリート弁護士が弁護して無罪を勝ち取ろうとする実話系法廷映画。
アフリカ系の人々への差別について勉強ができつつ、結末にもスッキリできるエンタメ性もある良い映画です。

「黒い」司法という酷い邦題。もっと何かないのか!?黒が主人公だからか?司法は黒いのか?黒いのは悪いことということなのか?もっと誰もが納得できるような良い邦題をつけて欲しい。思いつかないなら原題そのままをカタカナ表示の方がよほど良いと思う。

ボディチェックをする。その部屋で服を全部脱げ→弁護士の面会には必要ないだろう→黙って指示に従え。
カップで音を出す死刑囚!
強い信念と希望を捨てないこと!
絶望は正義の敵!
権力者が真実をねじ曲げても希望があれば前へ進めます。
座れと言われても立ち上がれる。黙れと言われても自己主張ができる。
例えどんなに悪いことをしても人はそれぞれ存在価値がある。
貧困の反対は富ではありません。
貧困の反対は正義です。
国のありようは富裕層がどれだけ優遇されているのかに現れるのではない。貧困層や弱者、そして死刑囚がどう扱われるのかに現れる。
一人一人が素直な心で、自分を見つめ直せば、我々は皆んな正義を必要としていることがわかります。
俺から学んだって?→まあいくつかね→いい師匠だろ
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