1980年代後半、まだ黒人差別が色濃く残るアラバマ州にて不当な判決を受けた死刑囚らを無償で助けようと奔走した弁護士の実話を基にした人間ドラマ。
たった30年前でも黒人である事だけを理由に確かな証拠も証言もなく死刑判決を受け、それにれっきとした弁護士が異議を唱えれば警察に脅迫され暴力を振るわれる現実が存在したという身の毛もよだつ事実…
いままでもそうだったからと差別や偏見を当然のように行う白人側に、すべてを諦め当然のように迫害を受けることを享受してしまう黒人側のなかで新しい世代がリスペクトをもって何かを変えていこうと立ち上がる姿に奮い立たされる。
死刑囚達の絆も涙無しには見れない。
