ロッキーシリーズのスピンオフ、クリードシリーズの最新作。
前作までの物語に比べるとカタルシスは欠けるものの、日本のアニメ好きのマイケル・B・ジョーダンならではの少年漫画的演出や試合シーンは圧巻。
しかし何と言っても特筆すべきは、敵役のジョナサン・メイジャーズの怪演っぷりである……
純粋なスポ根映画のはずが、彼が登場すると途端にサイコサスペンスの様な緊張感が場を駆け抜ける……存在感がすごい……立ってるだけでめちゃくちゃ怖い……これは映画史に残るヴィラン……
彼の演技が凄すぎて「ケープ・フィアー」と比較されてるという記事を読んで笑ってしまった。確かにあの深淵のように暗い、座りきった目は夢に出るくらい怖い……