このレビューはネタバレを含みます
本当に見てほしい。これがほんと最近の話だと思うと、なんともいえない気持ちになる。
実際、私こういう系のあんまり好きじゃないんだけど、だいすきなマイケルビージョーダンが出るということで見に行きました。
死刑囚の黒人の多さ、不当な理由の逮捕、何もできずに刑が執行されていく様をみて、今も根強く残る黒人差別について考えさせられた。
特に、ここは個人的な話。
あの冒頭でビージョーダン演じる弁護士を差別していた白人警察官気になった人いない?最初普通に黒人差別らしからぬ態度をしていたけれど、刑の執行シーンや黒人家族の絆をみて、少し心揺れていたよね?私、そういうふうに中の人が変わっていくのがちょっと感動した。というか、差別をする人って、その人種の世界にしか生きていないからだよねきっと。きっと触れ合えば彼みたいにお互いが少しでも分かり合えるかもしれないのに。わかり合うって難しいんだなあ。
私自身も、途中刑が執行されるシーンでは、感情移入しすぎて、あまりにショッキングすぎて途中退席しようかと思った。
でもこの事実、意外にみんな知ってるようでちゃんと知らないんじゃないかなって思った。私たちは法を変えるとかそんなことはできないけれど、知る、っていうことはできる。こんな事実があるなんて信じたくはないけれど、知るっていうことの大切さを感じた。
この映画を通して、事実を多くの人に知ってほしい。本当に見てほしい。