劇場で鑑賞できなかったのでレンタルでようやく鑑賞。
「アラバマ物語」の舞台であるアラバマ州で1980年代に起こった実在の冤罪事件を描いた衝撃作。
最近、この手の映画ばっかり観ているので米国の人種差別に基づく司法の問題については嫌というほど見てきた。
まず、死刑囚の10人に1人は冤罪という事実に驚愕する。これを聴くと死刑制度の是非について考えてしまう。
アラバマ州が人種差別が強く根付いている州なのだろうが、登場する白人のほとんどが黒人に対して差別的なように思える。
だが、刑務所の看守みたいに改心する人も出てくるから割とフェアには作られていると思う。
電気椅子を用いての死刑執行のシーンは未だに頭を離れない...