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21ブリッジのukのレビュー・感想・評価

21ブリッジ(2019年製作の映画)
4.0
チャドウィック・ボーズマン最後の主演作にして傑作クライムアクション。
父が殉職した過去を持つ主人公。勇敢な警官だった父の遺伝子を継ぎ警官になるアンドレ(チャドウィック・ボーズマン)。しかし、アンドレは過激な捜査で有名。内部調査班から事情聴取を受けていた。その夜、警官7人が射殺されコカイン50kgが盗まれる事件が発生する。その事件は内容の深刻さから警察からFBIに権限が渡されることになったがアンドレが敵はマンハッタンにいる。と事件現場から予測し、マンハッタンにある21個の全ての橋を封鎖し、マンハッタン全体を封鎖するよう指示。FBIからは犯人を翌朝5時までに捕まえることを条件に警察に捜査権限が委譲される。タイムリミット内に捕まえることができるのか。警官殺しを許せないアンドレを除く仲間の警官たちは犯人とめぼしい人間を逮捕ではなく殺戮していくと言う暴挙に出る。指揮官(アンドレ)の命令を無視して暴走する警官たち。そして、刻一刻とタイムリミットは近づいていく。自分の指揮とは別に警察も動いていることから違和感を覚えるアンドレ。この事件は何かがおかしい...
中弛みないノンストップアクション。無駄な描写がなくテンポの良い映画でした。これが遺作となってしまったことが残念でならない。
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