駄目だ...よく分からなかった。性描写と政治的哲学的なテーマ、攻撃的で歪なこの感じは、ピンク映画だとか昭和の邦画の流れを汲んでいたり受け継いでいたりするのかもしれないけど、全然良さが分からなかった。
話はまだ良い。なんか極端に肉欲に走りすぎているから好きではないけれど。問題は脚本や演出やその他!酷すぎるとさえ思った。台詞が説明的すぎるし、自然に見せようとしている(のかもしれない)動作がことごとく不自然。なんの効果ももたらすことなく、ただただ違和感やし、ストレスが蓄積していくのみだった。
で、そうやって嫌いモードにスイッチが入ると、全部がダメに見えてくる。構図ダメ、カメラワークダメ、録音ダメ、演技ダメ、音楽の使い方ダメ...。良いところがなく、もう本当に苦痛でしかなかった。あ、ご飯は美味しそうだった。