前もって分かってたけどSEXシーンてんこ盛り。
それも小さな映画館に10数名入っていたので、最初私は見知らぬ人達と一緒に何を見ているんだろうと、こっぱずかしい気持ちでいた。
だけど、それが気にならないくらい途中から見方が変わった。
これはまさに「生」を描いている作品ではないかと。
SEXシーンと同じくらい食べるシーンがあった。
食欲と性欲は生きている証。
食と性は同じ欲。
生きてるって、きっとこういう事だ。
登場人物は2人だけ。
当然、2人の演技に見入ってしまう。
この2人が巧いのなんの。
目線の動きやらセリフやら、何ならSEXシーンまで、自然過ぎて演技とは思えない。
それにしても邦画に多いあの、隠さないといけない所を隠すカメラワーク(この映画はそこまで隠してないけど)もすごいけど、隠す工夫に気を取られず演技する俳優さん達もすごい!