誰しも忘れたくない大切な思い出や幸せな時の記憶を持っていたならば、その記憶は永遠に残しておきたいと思うだろう。
しかし人間はそう都合良くできておらず、時間や新たな出来事によって大切な記憶が消え去ってしまう事も有る。
もしもそれを解決してくれる記憶屋が存在するならば、全財産を投げ打ってでも記憶を取り戻したい。
と思うくらいの記憶を果たして自分は持っているのだろうか…。
この映画の何が悪いのか具体的には言えないが、コンセプトは良いが映画としての作りに残念ながら全く入り込めなかった。
素敵な思い出や大切な人をいつか記憶から消え去ってしまう時が訪れてしまうかも知れない…。
ただし良くも悪くも記憶と言うものは完全に消去されない。
脳から記憶が消える訳ではなく脳内の机の引き出しの奥から取り出せないだけで、蓄積された記憶は永遠に脳内に保存され続けるので何も抜け殻になった訳ではなく悲観する事は何もない。
記憶が無くなったと感じるのは、当人ではなく周囲の人々しか知らない..★,