Tyga

ディアマンティーノ 未知との遭遇のTygaのレビュー・感想・評価

3.5
クリロナとは一切無関係のディアマンティーノがボールを持つとモフモフの犬がたくさん走り抜け、ゴールへと彼を導く。

ポルトガルの英雄からW杯V逸の戦犯となった天才FW(なんか長嶋茂雄とかに通じるほんわかさがある)は父を亡くし失意の中、難民問題に心を痛め、アフリカからの難民を養子に迎え入れる。
のだが、その養子は巨額のサラリーをもらうディアマンティーノのマネーロンダリングの潜入捜査官だった。

極右政党の台頭や、ナショナルスポーツの国威掲揚の道具化などをさらっとコメディチックに茶化し、終わりはちゃんと愛のお話で締める。
ストーリーテリングが語り一辺倒なのが映画としては大減点要素だけれど、めちゃくちゃいい物語であったと思う。

つか、ディアマンティーノFW以外出来なさそうなのにクローン化してどうすんの?笑
Tyga

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