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クーリエ:最高機密の運び屋のarrowのレビュー・感想・評価

3.9
実話を元にした映画なので、スパイものだが派手なアクションなどはない。どちらかといえば、地味な映画だ。
主演のベネディクト・カンバーバッチ。口髭を生やしたにこやかなセールスマンの顔から、収容所に入れられて痩せ細った表情のギャップがすごい。同じ人間なのかと思うほどのインパクトがあった。
そしてソ連の情報を流すペンコフスキー大佐役のメラーブ・ニニッゼも存在感があった。
この二人が、ボリショイバレエを鑑賞するシーンが印象的だった。二人の表情がいい。ブラボー!
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