さくらん

クーリエ:最高機密の運び屋のさくらんのレビュー・感想・評価

3.9
作品ページの似ている作品にも紹介されているけど、『ブリッジ・オブ・スパイ』を思わせるような作品。
こちらの方が痛い、辛い、キツイがしっかり描かれている。

実際にあった事がベースになっているけど、最後に対面できたのは事実なのか、創作なのか。
事実ならどちらも少しは救われそうだけど。

本当に冷戦はこの2人のおかげで終息に向かったと思う。
背任行為は許されない事だけど、平和を願う気持ちは貴いな。

ベンさんの役作りと演技は鬼気迫るものがあったけど、あのイノセンスな瞳と声の良さは不滅だった。