藤さん

クーリエ:最高機密の運び屋の藤さんのレビュー・感想・評価

2.5
 キューバ危機を回避した旧ソ連のスパイ大臣ペンコフスキーとアメリカの平凡なセールスマンの緊張感が半端ない諜報活動。平和を願うヒューマニズムあふれる作品でした。
 前半の情報提供から後半の留置とかなり重い作品ですが、実話だと思うと感慨深いです。途中のロシアを代表する作曲家チャイコフスキーの「白鳥の湖」を鑑賞するシーンが美しい。どんな時代でも良質な芸術は人を魅了する。
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