クーリエ：最高機密の運び屋のhitomiのレビュー・感想・評価

予想以上に面白い映画でした。

原題のcouriepの意味は運び屋。

キューバ危機の最中、核戦争を防いだのはあるイギリス人のビジネスマンだった。

ベネディクトの熱演も素晴らしかったけど、私は特に、彼の奥さんを演じたジェシー・バックリーが良かったな。仕事(任務)の為にソ連に何度も出張する夫を見て、とある疑惑を抱く妻を演じたんだけど、その不安定な気持ちをとてもリアルに表現していたと思う。

今のロシアの情勢を考えると、こんなことが今現在世界で起きていると思ってしまい、とても怖かった。